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株価が下落する要因は、通常、株価が上昇する時と逆の事態が起こった時です。
つまり、株価が下落するのは、売り手が多い状態であり、投資家のその株に対する人気を失っている状態とも言えます。
これは、一般的な経済法則である需給関係と同様のことです。
株式下落要因は、1.その企業の業績が不振であることです。
業績不振は企業の目的である利益確保がうまくいかない状態であり、投資家の支持を失うものです。
また、2.企業の業績見通しを下方修正することも株価下落要因です。
当初の企業予測に比べ下方修正すると、投資家に嫌気されても仕方ありません。
また、当初予測でも赤字転落が予測されていた場合でも、それが投資家の想定範囲なら、
そのマイナス情報は投資家の折り込み情報なので、そんなに株価は下落しませんが、業績の下方修正が当初の想定に留まらず、更に下降した場合は、株価の大幅な下落につながります。
先日発表されたパナソニックやシャープの業績発表では、下方修正が膨らみ多くの投資家がこれに嫌気して、
これらの株の売却を行い、株価は大きく下落しました。
3.業績不振に付随して、無配や減配になることも株価下落要因です。
これまで配当を行っていた企業が、今期について配当金を出さないことにしたり、
また、前期より配当金を減額すると発表すれば、投資家なこれに嫌気して株価は下落します。
また、個別銘柄には、内需株と外需株があり、外需株は、円高や円安の影響を大きく受けます。
円高では実質的に輸出品の価格は上昇するので、海外で売れなくなったり、利益が大きく減少します。
日本の各自動車メーカーは、想定円レートを設定して業績計画を立てていますが、
この想定幅を大きく超えて円高に振れるとその企業の株価は押し下げられます。
最後に、5.企業内の問題・不祥事も株価下落要因です。
企業のトップ等の不祥事の他、コンプライアンス(法令順守)、また、環境汚染等も重要な株価下落要因となります。