株式投資を始めるには、先ず、証券会社に自分の取引口座を開設する必要があります。
証券会社に口座を開き、その取引口座でお金を管理し、その口座勘定で、株取引は行われます。

ただ一言で証券会社と言っても、その数は大手から中小、
またネット証券会社と呼ばれるものを含めれば、日本には数百社の証券会社が存在します。
株式投資の初心者が、その数多くの証券会社からその会社の特性を見極め、
また自分の投資スタイルに適合する証券会社を選ぶことは至難の業とも言えます。
そこで、このページでは、証券会社選びに欠くことのできない基礎的な基準を紹介したいと思います。

先ず、証券会社を選ぶポイントは、１．株式の売買に要する手数料の問題です。
次に挙げられ選定基準は、２．証券会社が提供するサービスの問題を自分の投資スタイルに照らして考慮することが重要な選定基準と言えます。
この他にも、３．株式投資のためのどんな有力情報や具体的情報を提供してくれるか否かや投資についての悩みや疑問に答えるサポート体制は充実しているか否かも、株式投資初心者が証券会社選びに際する重要な基準と言えるのではないでしょうか。
株式投資を始めて間もないころは、何かにつけて、不安も伴う事が多いので、証券会社のサービスは頼りになります。

１．手数料の問題では、株を売買する際には手数料がかかり、この手数料は各証券会社によって異なります。
また、取引金額の額によっても異なるので、注意してください。
また手数料は１回の取引ごとにかかります。
このことは、１日に何度も取引を繰り返す、いわゆるデイトレーダーには大きな負担となります。

ただ、この手数料を１日何度行っても、変わらない一律定額制を行う証券会社もあるので、
御自分の投資スタイルがデイトレを目指すなら、手数料がなるべく安いか定額制の証券会社を選定すべきです。

２．３．のサービス内容では、各証券会社には、それぞれ得意とするサービスがあることを知って、証券会社を選ぶことが必要です。企業分析に強い証券会社や、外国株に強い会社、また、今話題のＩＰＯ（新規公開株）に強い証券会社等の特色を持っています。
また、よく調べてみると、各証券会社は、様々な趣向を凝らした差別化戦略を採って顧客獲得に努めているので、それらを比較検討して、証券会社選びに役立てることも重要です。