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株式投資スタイルには大きく分けて、デイトレードに代表される短い期間で売買を行い差額による"利ざや"を稼ぐ投資スタイルである短期型、ハイリスクな分、ハイリターンを狙った投資スタイルである集中型、投資先を分散することで「リスクヘッジ」を行う分散型、比較的長い視点で投資効果を考える中・長期運用型があります。
この中で、中長期型の投資スタイルは、本来の株式投資のスタイルだと言えます。
自分好きな企業、信頼する企業が成長することで、株の価値の上昇や配当金増加によって収益を目論む株式投資スタイルです。
この運用スタイルで最も重要になる基準は、その企業の「成長性」です。
その企業の業務内容や製品の競争力、独自性、また、現在と将来の世界・社会情勢においてその企業がどのような立ち位置になるのかを幅広い視野を持って多くの情報を比較検討して分析する必要があります。
例えば、先日ソフトバンクが、アメリカスのモバイルキャリア、「スプリント・ネクステル社」を300億ドル以上の膨大な金額で買収すると報道され、その巨額資金の投入とその会社が赤字を何年も続けていることと相まって、ソフトバンクの株価は、その買収発表時点ではかなり値を下げました。
しかし、企業が増資を行ったり、M&Aによって事業拡大を行えば、将来の収益効率を高めることにもつながり、株の価値が上昇する可能性も高いと言えるので、ソフトバンクの株価はその後上昇に転じました。
また、同じように、新規上場株などの企業は、上場によって資産を集めることになるので、将来的に株価が上昇することが見込まれます。
中・長期投資は一日の株価変動に一喜一憂しない投資スタイルです。
比較的長い視点で投資を行います。例えば、成長している企業の株(グロース株)や現状の株価から見て割安と思われる株(バリュー株)、 安定的に高配当を出している株(高配当株)などさまざまな観点から分析して投資をすることができます。
この方法であれば、デイトレードのような相場に張り付いている必要はないので、仕事を持つ一般投資家にとっても参加しやすい株式投資スタイルと言えます。