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配当利回りとは、簡単に言えば、現在の株価に対する配当金の割合です。
現在の株価で株式投資を行った場合に、年率に換算でどれだけの配当金を受け取ることができるのかを示す指標です。
債権投資や定期預金等の他の投資効率と比較する際の指標として用いられます。
予定配当金額を現在の株価で割って求めます。
単位は、%です。
配当利回りの計算式は、配当利回り=配当額(予定額)÷株価 です。
ところで、配当利回りが高い会社がイコール利益の高い会社とは限りません。
この点では、株価と配当利回りは必ずしも直接的な関連はないかもしれません。
ただ、一般的に、配当利回りの高い会社は、株式市場でも人気の高い銘柄と言え、配当利回りの高い会社は、株価の大きな変動の影響に強く、もし株価が下落してもその範囲は限定的とも言えます。
長期的な視野で株式投資をお考えの方には、この配当利回りは投資判断の重要な判断要素になります。
例えば現在の定期預金利率は、どんなに高率な商品であっても年率0.3%位なのですが、
年間に投資した金額の3%とか5%配当金を受けることができれば、株式投資に十分魅力を感じると思います。
ある経済研究機関のアンケートでは、配当利回りが2%を超えてれば十分魅力ある金融投資商品であるとの調査結果もあります。
配当をどれ位行うかは、ある程度その会社の裁量に任されているので、記念配当や特別配当を実行する場合があります。
記念配当とは、会社の創立50周年等の記念すべき年に実行される配当であり、
特別配当とは、会社に予定以上の特別の利益が出た時に配られる配当のことです。
当然ですが、これらの配当金はその年1年だけに配られることが多く、
この配当を見てその会社が常に配当利回りが高いと誤解することもあるので注意が必要です。
また、十分利益が確保されず、配当が行える状態ではないにもかかわらず、粉飾的に配当をなす場合もあります。
このような配当をタコが自分の足を食べることから、「タコ配当」と言っています。
株式投資初心者は、1株当たりの利益からみて配当利回りが高すぎないかについても十分分析してください。